お盆を過ぎた頃、ケ〜タイの留守電に録音されたかすかなメロディ。
それを譜面に書き起こすところから作業を始め、やっとできました。
JR伯備線沿い、奥日野〜奥大山の「地域らしさ」、
私たちのまちの魅力を描いた新しい歌『OKAERI(おかえり)』

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いま展開中の「日野軍★秋の陣」は、10月17日、
「上菅よりどころstation」でスタートを切りました。
これは、利用者も減り、無人駅となって今は寂しく佇んでいる駅舎を
地域の「心の拠り所」そして訪れる誰かを迎える「まちの玄関」となるよう、
もう一度“光”を当てたいという想いから発して、
JR上菅駅を第1弾として取り組んだものです。

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またちょうど、日頃お世話になっている今井出版さんが
『山陰駅旅』という、山陰の各駅停車の旅をテーマとしたステキな本を出版され、
それらの想い、取り組みのベクトルにドンピシャな曲を、
奥大山の歌う「くノ一」、まるやまかよこさんが持ち込んできたので
当然こちらもチカラが入らないわけ、ありません(笑)

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実は最初、歌詞をもらって考え込みました。

「特別なものは 何もないけれど なくしてはいけないものが ここにはある」

「なくしてはいけないもの」それはいったい、何だろう???
しかも1番のとっかかりからこの意味深なフレーズが来て、
その後、アタマの中が混乱しっぱなしになりそうで、

そこで歌詞を一度整理。

決して器用とは言えない、この歌の主人公の生き方を少しだけイメージしてもらうため、
「各駅停車の 電車を乗り継ぎ あてない旅の途中で ふと降り立った・・・」
と頭に置いて、「小さな駅から始まるstory・・・」と続くようにしました。
そう、人生とは旅、旅とは人生そのもの・・・なのです。

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しかし、この歌が歌いたい気持ち、伝えたいこととは何だろう?
ぼんやりとは解る気もしますが、すっきりとしません。

いろいろ考えました。「会いたい人」って誰だろう?「会いたい景色」って・・・???
(ちなみに自分でガイドボーカルを録音している最中、祖父や祖母の顔が思い浮かんで、
 不覚にも歌いながら泣いてしまいました〜 笑)

特に悩んだのは1番、2番の最後のフレーズ。

このまちが感じさせる「懐かしさ」とは、きっとDNAに組み込まれた遙かな記憶。
このまちが感じさせる「新しい自分」とは、多分、未来の自分のあるべき姿・・・。

つまり、ふと降り立ったこの駅、この町には「特別なもの」は何も見当たらないけれど、
おじいちゃんの木訥な誠実さや、おばあちゃんの懐かしいぬくもりや、
ヒトが生命を脈々と伝え続けてきた、その最先端にいるいまの自分という存在や、
虚偽や粉飾のない「真実」を感じさせてくれる何かがあって、
それ故にこころを芯から癒してくれる、

自身の過去から未来への人生の通過点として、とても大切な意味のある場所だと感じた。
だからまた、機会を見ては訪れよう。きっといつでも自分を受け入れてくれるはずだから。。。

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・・・なんちゃってことはコチラが勝手に言っていることなので、
聴いてくださる皆さんはそれぞれに、何でもお好きに感じていただければ
それがサイコ〜です!!!

それではココロシテ(笑)お聴きください、
まるやまかよこ、天性の歌声で『OKAERI』



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また、より多くの方々にお聞き頂きたく、拡散願えれば幸いです。